「啓示」

日高 正法

寄贈者:ハタダ株式会社 除幕日:1994.10.7

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「啓示」は、天から落ちてくる“神の声”と、それを受けとめる人間を表現している。この作品では、直線と曲線、鋭角と穏やかなカーブ、天を指す手と地に向かう紡錘形の物体、密と粗・・・など、背反する要素の組み合わせによって、人間を超える不可視な存在をメタファー(暗喩)し、“神の啓示”という宗教的なテーマを見事に具現している。

啓示/日高 正法


作者プロフィール

1915年鹿児島県生まれ。1931年より、東京美術学校(現・東京芸術大学)の教授だった黒岩満哉に師事し、彫刻を学ぶ。1936年二科展に初入選、以後二科展を中心に発表活動を行った。

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