カーボンニュートラルの実現と新たな憩いの場を目指した『いちょうテラス高麗橋』がオープンしました!(2024/5/15)
社会実験一般社団法人御堂筋まちづくりネットワーク(代表理事会社:大阪ガス)は、「御堂筋の広場化」をテーマに、御堂筋の将来像の可視化や、にぎわいと憩いを創出する道路空間のあり方の検証のため、大阪市建設局と連携し、御堂筋三菱UFJ銀行大阪ビル本館前に「いちょうテラス高麗橋」を2024年5月15日にオープン。オープニングセレモニーを開催しました。
いちょうテラス高麗橋
いちょうテラス高麗橋は、淀屋橋三井ビルディング前にある「いちょうテラス淀屋橋」に続く2つ目のパークレット。このエリアは環境省から「脱炭素先行地域」に指定されており、いちょうテラス淀屋橋の機能に加えて、新たに脱炭素社会の実現を目指した、「ソーラーパネルによる電力供給」や「植栽帯の設置」などが導入され、新たな緑地空間となります。
御堂筋の広場化の検討
御堂筋まちづくりネットワークの提言として「緑陰とにぎわいの街路づくり」をコンセプトとし、いちょうテラス淀屋橋につづき、今回はいちょうテラス高麗橋を「御堂筋の広場化」として進めています。
第二機目のパークレット「いちょうテラス高麗橋」として
・テラス空間の整備(面積1.5倍に拡大)
・デジタルサイネージの設置(2基)
・車椅子利用者などが利用しやすいフラットエリアの配置
を取り入れました。
当日のオープニングセレモニーでは御堂筋の新たなパークレットへの今後の期待が述べられました。
また、セレモニーではフルリールサクソフォンカルテット様による演奏が行われ、華やかな音楽と共にテープカットが行われました。
セレモニー終了後には、早速テラスに座る地域の方々の姿が見られ、これからのいちょうテラスの賑わいを感じました。
そして、お昼にはオープニングを記念しての「まちかどコンサート」が開催され、たくさんの方々がいちょうテラス高麗橋に座ってコンサートを楽しまれました。
いちょうテラス高麗橋が新たな環境のへ取り組みと緑あふれる憩いの場として
今後一層、愛されますよう願っております。
いちょうテラス高麗橋の特徴
①脱炭素化に向けた新たな取り組み
御堂筋エリアは、環境省が実施する「脱炭素先行地域」に2023年11月に選定されており、
いちょうテラス淀屋橋と同様に
・天然木、大阪府産材(杉、ヒノキ)を主とした素材
で作られています。
またいちょうテラス高麗橋としては
・ソーラーパネルによる電力の供給
・街園スケールの植栽帯を南北両側に設置
を新たに導入したことで
Co2削減に取り組む活動を進めるとともにさらに緑あふれるエコな環境を感じることができます。
車道側にソーラパネルを設置 植栽帯を南北に設置
②防災拠点としての活用
・いちょうテラスのライブカメラからWifiを通じ災害時のWEB情報システムに接続し、被災時の道路状況を遠隔でモニタリン グし、関係行政と情報連携を行う
・デジタルサイネージには帰宅困難者受け入れ可能なビルの情報を表示し、円滑な避難誘導を促す
といった御堂筋の防災拠点としての活用も進められています。
新たに地域情報案内板を歩道に向け2基設置 災害時にこの帰宅困難者の受け入れ可能ビル情報や防災情報が表示されます
いちょうテラス高麗橋について
【お問い合わせ先】
下記、お問い合わせフォームよりお願いいたします。
https://www.midosuji.biz/contact