にぎわいと憩いの場を創出する御堂筋パークレットがオープンしました！
イベント「御堂筋将来ビジョン」に沿った車中心から人中心のストリートへの転換を目指し、道路空間でのにぎわいや憩いの場を創出する御堂筋パークレット（名称：いちょうテラス淀屋橋）が2022年4月17日（日）にオープン。オープニングセレモニーを開催しました！
御堂筋パークレットとは？
街路空間再編への提言「御堂筋の広場化」（2017年）をテーマに、壁面後退部分、歩道、および側道部分を一体で利活用する将来像を可視化するものです。
今回のパークレットは、2017年・2019年に続く3度目の社会実験の場となります。大阪市との協定に基づき、道路協力団体制度と歩行者利便増進道路制度を活用。昨年8月に当会にて実施した「パークレットの設計施工業務委託」、「地域情報案内板（デジタルサイネージ）設置及び維持管理等業務委託」の選定事業者とともに、施設整備・維持管理を行う民設民営の取り組みとなっています。また今回は、御堂筋では初めてデジタルサイネージによる地域情報案内板を設置しました。
大阪府産の木材を使用したパークレット。
デジタルサイネージでは地域情報や防災情報を発信します。
①官民協定に基づく事業方式の検証、②効果的な情報発信を行う仕組みの検証、③自主ルールに基づく景観マネジメントの検証を通して、道路協力団体による高質な道路空間のあり方を検証していきます。
当日の式典でも、これからのパークレットへの期待が述べられました。
また、相愛大学音楽学部卒業生や相愛高等学校音楽科の皆さんによるコンサートが御堂筋の街に綺麗な音色を響かせていました。できたばかりのパークレットで寛ぎながら、演奏を楽しむ人の姿も。
自由に演奏できるヤマハのストリートピアノ「LovePiano®︎」も設置され、年齢や性別を問わずたくさんの方が思い思いのメロディを奏でていました。また、セレモニー終盤にはJ-POP系ストリートピアノYouTuberのKucchy☆彡さんがパフォーマンスを披露してくださいました。
ハンバーガーやクラフトビール、ケーキなどのキッチンカーやマルシェも登場。どなたでも自由にご利用いただけるオープンカフェで、買ったばかりのご飯を味わう方もいらっしゃいました。
数々の賞を受賞されている作家の作品も展示され、モダンアートが道路空間を彩りました。
初日からたくさんの方にお越しいただいた、御堂筋パークレット。新たなパブリックスペースとして、街の皆さんに愛されることを願います。
▼御堂筋パークレットの詳細はこちら！
